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2017年11月29日

第1回「年商10億を叶える経営塾」

株式会社やさしいまちは、事業家を対象にした「年商10億を叶える経営塾」を2017年11月29日 伊佐市商工会で開催しました。 第1回は、伊佐市・さつま町で洋菓子店や養鶏業など経営している事業家約20名が参加しました。今後2018年6月までに計4回の開催が予定されています。 はじめに、株式会社やさしいまち 社長(株式会社セルビス 会長)坂元 正照が「商売の面白さが出てくるのは、年商10億からです。10億を超える経営をしましょう。商売はやり方があります。そのやり方を学んでいきましょう。」と挨拶しました。

 

第1回の講師は、経営コンサルタントとして活動する株式会社フェアウィンド 代表取締役 中井 嘉樹氏です。 今回は、事業家として大切な「Mission」「Vision」を参加者それぞれに考え、グループに分かれワークショップを行いました。 中井氏は「Missionは、事業家として、皆さんはどこの方向に向かっていますか。それを考えなければいけないことです。環境や状況によって変わっていくかもしれませんが、今問われたら、答えられることが必要です。Visionは見えない未来像を見る力、それを周囲の人に見えるように伝える力です。」と講説しました。

参加者は「自分の仕事はどんな意味を持ちますか?」「事業家としての自分の強みはなんですか?」など9つの質問に対して、紙に書き出していきました。 そのあと3~4名ごとのグループに分かれ、一人一人がまとめた内容を発表し、参加者同士で意見交換を行いました。

さつま町で味噌・食品加工を営んでいる古田 昌也さんは「地域の6次産業化を目指している、農家が捨てる食材を引き取り、自社で加工して道の駅などで販売したい」と発表していました。 また、伊佐市でリサイクルショップとゴミ処理業を営んでいる小田原 宏さんは、「売上の増加を図ること、『リサイクル関係は小田原さんだね』と言われる知名度と実績を作っていくことが課題」と話していました。

古田 昌也さん 小田原 宏さん

最後に今回の経営塾のまとめとして、株式会社やさしいまち 社長 坂元 正照が「商売は『もの』から『こと』の時代になりました。気がつかないと伸び悩みをします。『こと』が動けば『もの』はついて動きます。」「事業家は『こうだからできない』を言わない『こうやったらできる』を言うことが大切」と参加者にアドバイスしました。

参加者のさつま町で菓子店を営んでいる、此元 一晶(このもと かずあき)さんは「経営の仕方など自分自身を見つめ直す良いきっかけになりました。異業種の知らなかったことを知ることが出来たので、自分の事業にもつなげていきたい」と話していました。 第2回は、2018年2月末に「実現に向けて具体的にどうするか(Action)」と題して、さつま町商工会で開催を予定しています。