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2021年12月16日

野草薬草館ワークショップ「身近な野草薬草で入浴剤作り!」

12月7日(火)、野草薬草館のワークショップ「身近な野草薬草で入浴剤作り!」を開催しました。

今回は3人のお客様にご参加いただきました。

はじめに野草薬草館近くにある「おばあちゃんの薬箱 伊佐薬草の杜」で野草・薬草について学びました。講師は、野草薬草アドバイザー・春山久美子さんです。こちらには体の機能ごと良いとされる野草・薬草が10の畑に植えられています。

薬草の杜を周りながら講師から薬効の説明をしていきます。まず最初に見つけたのは万能薬草と言われている「ドクダミ」。ドクダミは鼻詰まりに良いとされていて、鼻にドクダミを入れると高い効果を感じれると言われています。乾燥させたドクダミは入浴剤として使用すると肌荒れにも効果があります。食用としては、葉の形がハートに見えるので天ぷらにして食べるのもおすすめです。

続いては雑草として生えていることが多いため嫌われ者の「セイタカアワダチソウ」。セイタカアワダチソウはお肌にとてもよいため肌荒れを改善させると言われています。またお花に泡が立つ成分のサポニンという物質が含まれているので泡立つことから「アワダチソウ」と名付けられたとも言れています。

入浴剤に使用する材料について学んだたあとは、野草薬草館に戻って、入浴剤づくりのスタートです。事前に準備をしていた「ビワの葉」濃い色の葉のほうが薬効が高いと言われています。葉の裏に細かい毛が生えていますが、タワシ等で取ることができるので取ってお茶して飲んでいただくこともできます。そして「ショウガ」は食用として使用するのはもちろんですが、入浴剤として使っても体の中から温めることができます。

まずはじめに、参加者の方々で使用する野草薬草を1cmくらいの長さに分カットしていきます。皆さん真剣な表情で取り組んでいる様子でした。そして好きな野草薬草の組み合わせをパックに詰めて世界に一つだけのオリジナル入浴剤を作っていきます。

完成した後はオリジナル入浴剤を使い【手湯】を体感していただきました。手湯で手首が温まることで血流がよくなり、手だけでなく体全体がポカポカと温まる効果もあります。参加者の方々は手湯をしながら、気持ちよさそうな表情で感想をお話されていました。皆さんオリジナル入浴剤を自宅に持ち帰り、至福のバスタイムを過ごされると思います♬

最後は参加者の皆さんと野草薬草アドバイザー・春山久美子さんと記念撮影。

今回も笑顔いっぱいの楽しいイベントになりました。

 

ワークショップは、毎週火曜日開催予定です。

3日前までに電話(0995-24-4631)・ FAX (0995-24-4632)・インターネット専用フォーム、

または野草薬草館へ直接お申し込 みくださ い。