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2021年12月23日

野草薬草館のワークショップ「野草を使って、正月飾りづくり!」

12月21日(火)、野草薬草館のワークショップ「孟宗竹を使ったお正月の苗植え」をはじめていきます。今回は7人のお客様にご参加いただきました。回を重ねるごとにリピーターさんが増えていること嬉しく思います。

はじめに野草薬草館近くにある「おばあちゃんの薬箱 伊佐薬草の杜」で野草・薬草について学びました。講師は、野草薬草アドバイザー・春山久美子さんです。こちらには体の機能ごと良いとされる野草・薬草が10の畑に植えられています。

薬草の杜を周りながら講師から薬効の説明をしていきます。まず最初に見つけたのは「クチナシ」。クチナシの実はお正月のおせちお料理の栗きんとんの実の色付けにも使われているそうです。また色付け以外にも染め物などに使われることがあるようです。

続いては「カリン」。カリンは、今が最後の収穫の時期になるようです。咳にも効果があることからのど飴にも使われています。市販ののど飴でもよく目にする薬草だと思います。その他には利尿作用や強壮効果もあるそうです。冬には大活躍してくれそうな薬草ですね。

薬草の杜をあとにして向かった場所は近くにある「曽木発電所遺構」。現在は遺構全体が水没しているのですが、5月から9月の渇水期には遺構全体を見ることができます。全体が見えたときには中世ヨーロッパの居城跡を思わせる煉瓦造りの建物が姿を現します。遺構全体が出現してくれる日が待ち遠しいですね。

薬草の杜で学んだたあとは、野草薬草館に戻ってお正月用の飾りづくりのスタートです。ここから講師が宮元さんに変わり「孟宗竹を使ったお正月用の苗植え」をはじめていきます

まずはじめに、事前に準備していた筒状の孟宗竹にスコップで軽く3杯分の土を盛っていきます。その後、組み立ててある孟宗竹を土に挿していきます。このときに竹の背中が筒のくっつくように植えると綺麗な門松が完成します。参加者の方々は慣れた様子で作品を作っている様子でした。

孟宗竹を植えた周りに、セキショウを植え込んでいきます。最後に松やセンリョウを挿して華やかさをプラスしてお正月用飾りの「門松」の完成です。

完成した後はお互いの作品を見せあって笑顔で楽しそうに会話をしていました。完成した門松は個性が光っていますね。皆さんオリジナルの門松は自宅に飾るようでした

 

最後は参加者の皆さんと野草薬草アドバイザー・春山さん、講師・宮元さんと記念撮影。

今回も笑顔いっぱいの楽しいイベントになりました。

 

年明け一回目は1月11日(火)を予定しています。

 

3日前までに電話(0995-24-4631)・ FAX (0995-24-4632)・インターネット専用フォーム、

または野草薬草館へ直接お申し込 みくださ い。