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2020年05月28日

野草・薬草のボタニカルアート【ヨモギの仲間】

掲載します全てのボタニカルアートは正山コレクションから選んだもので、大部分が18~19世紀の作品です。やさしいまちに相応しい「野草・薬草のボタニカルアート」を月々掲載致しますのでご期待下さい。

 

ヨモギ(キク科)

 

ヨモギはキク科に属する多年生草本です。本画では一番下の一番左に位置しています。ヨモギは昔からお餅に入れて食べてきましたが、薬用としても古くから用いられてきました。漢名は𦫿葉で、止血作用、痛み止め、下痢止め、浄血作用等多くの薬効を持っています。ヨモギをお風呂に入れると痛み止めとなります。従いまして平素自生のヨモギを摘んで食べる事をお勧めします。
また、ヨモギには多くの毛が有りますので、枯れたヨモギの葉を集め、擂粉木で細かくし、コーヒーミールでブレンドしますと毛のみが分離出来ます。これがモグサです。
本画は1800 年代半ばペターマンにより描かれました。
 
 

ヨモギ レシピ等ご紹介

 

監修・提供:九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生