薬草のご紹介

脳(頭)
ヨモギ(キク科)

日本中どこにでも生育している多年草です。茎が直立し、切れ込みの多い掌状葉で表裏とも毛に覆われます。秋口に茎の先端部分に花穂ができ淡褐色の小花を多数開きます。葉を乾燥させ擂鉢で粉末としてブレンダーにかけると毛のみが得られモグサとなります。ヨモギの若芽を餅に入れることから餅草とも呼ばれます。

学名
キク科
薬効
(煎じて服用)強壮、健胃、去痰、止瀉、利尿、止血、通経剤
(浴湯料)あせも、冷え性、腰痛、神経痛、リウマチ、美容、消炎等
採取時期
5〜7月
採取部位
葉、茎

この薬草を使ったレシピ

生で食べる

先端部分(開いていない新芽1㎝程度)はアクが少なく生で食べられます。

お味噌汁

3〜5枚程度をお味噌汁などに入れて食べると、カルシウムなど様々な有効な成分をそのまま得ることができます。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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