日本中どこにでも生育している多年草です。茎が直立し、切れ込みの多い掌状葉で表裏とも毛に覆われます。秋口に茎の先端部分に花穂ができ淡褐色の小花を多数開きます。葉を乾燥させ擂鉢で粉末としてブレンダーにかけると毛のみが得られモグサとなります。ヨモギの若芽を餅に入れることから餅草とも呼ばれます。
先端部分(開いていない新芽1㎝程度)はアクが少なく生で食べられます。
3〜5枚程度をお味噌汁などに入れて食べると、カルシウムなど様々な有効な成分をそのまま得ることができます。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生
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