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2021年05月18日

第7回 野草薬草館ワークショップ「話題のメドハギでカップケーキ!」

4月20日(火)、野草薬草館の第7回ワークショップを開催しました。

テーマは「話題のメドハギでカップケーキ!」です。今回は、宮崎県都城市から2回目のご参加の方や薩摩川内市、地元大口などから計5人のお客様がいらっしゃいました。

初めに、いつものようにウェルカムドリンクのメドハギ茶でお出迎えです。

今回のワークショップで使用する野草「メドハギ」は、日本全国に自生している野生のハギで、薬効が非常に高いのが特長です。韓国では注目されている薬草の一つといわれています。曽木の滝、観音滝では、このメドハギをお茶として販売しています。講師の野草薬草アドバイザー・春山久美子さんは「お茶として売っているところはほとんど無いので、メドハギの薬効に注目して、生活の中に取り入れて健康になっていただきたいです」とあいさつしました。

まず初めに、野草薬草館近くにある「おばあちゃんの薬箱 伊佐薬草の杜」へ移動しました。

こちらには、体の機能ごとに良いとされる野草・薬草を10の畑に分けて植えています。脳、皮膚系、関節系などの畑の他、最後の11番目の畑には野草と間違えやすい毒草が植えられています。

神経系のエリアには、ジャムにするとおいしいクワ、栗きんとんに使われるクチナシ、咳止めの効果が期待されるオオバコなどが並びます。オオバコの種は踏んでしまうと靴や洋服にくっついて中々取ることができません。そんな厄介な種ですが、こちらを乾燥して、乾煎りするとふりかけにでき、葉は天ぷらにすることができます。春山さんは「馴染みの植物なので、誤って草払い機で切って捨てないようにしてくださいね」と笑顔で話していました。

今回のワークショップの主役後であるメドハギは、呼吸器系、泌尿器系、強壮系にあります。メドハギは地味な花で飾り花ではないのですが、様々な効果効能が期待できる野草です。例えば泌尿器系では、利尿作用、血流改善に役立つといわれ、強壮系では天然のバイアグラと呼ばれています。また心身安定、更年期障害の緩和、便秘改善、眼病予防などにも効果があるといわれています。普段からお茶や薬膳酒にして飲んだり、お味噌汁や煮物、パウダー状にしてクッキーやふくれ菓子に入れしたりして楽しく、おいしく召し上がっていただきたい野草です。

野草・薬草について勉強した後は野草薬草館へ戻り、カップケーキづくりのスタートです。

まずは、オーブンを170℃で約10分間にセットし、予熱で温めておきます。

次にメドハギパウダーを作ります。

乾燥したメドハギ15g(今回は販売しているお茶パックの中の1袋を使用)をミルミキサーに入れてパウダー状にします。時間は、1~2分程です。パウダー状にすると量が減り7~8gになりますので、少し多めにミキサーにかけることがポイントです。ミキサーにかけても茎の部分は残ってしまうので、2回程ふるいにかけて、大きい繊維を取り除いていきます。なお、カップケーキに使用するメドハギパウダーは、5gです。

続いて、その他の材料も準備していきます。

卵2個は卵白と卵黄に分け、三温糖は60g用意します。

薄力粉55gと先程準備したメドハギパウダーを一緒にして、ふるいにかけておきます。

準備ができたら、卵白をミキサーにかけます。砂糖を3回に分けて一緒に混ぜ合わせ、角が立つまで泡立てます。こちらがメレンゲ状にならないとカップケーキの膨らみ方が変わってしまいます。参加者は、時々ミキサーを止めながら状態を確認し、慎重に混ぜ合わせていました。

次に卵黄を加えて混ぜ、メドハギ茶を大さじ1入れて優しく混ぜ合わせます。そして、薄力粉とメドハギパウダーを入れてサッと混ぜ、白ごま油を大さじ1入れて全体を混ぜると生地の完成です。混ぜる際のポイントは、ボールの外側を擦るようにすること。卵白が壊れないように力強く混ぜないことが大切です。

カップ一つ一つに生地を丁寧に流し込み、170℃のオーブンで約15分間焼きます。

焼き上がりまで春山さんが作り方の復習とメドハギについて解説しました。

「メドハギは、韓国では有名な薬草で広く親しまれている野草茶です。心身の安定、視力の回復、便秘解消など様々な薬効があるメドハギになります。家庭で作りやすいようにレシピを考えましたので、ぜひご自宅でも作ってみてくださいね」と話している間にパンケーキが完成しました。

パンケーキが出来上がると部屋中に焼き菓子のいい香りが広がりました。カップの中央に竹串を挿して中まで焼けているか確認します。皆さんうまく焼けていて、早速試食してみると「おいしい」と頷きながら笑顔で召し上がり、全員で記念撮影をしてワークショップは終了しました。

最後に、敷地内のおばあちゃん家でワークショップ限定の特別メニュー「つみ草御膳」を召し上がっていただきました(昼食代は参加費に含まれています)。ヨモギの天ぷらやメドハギのお出汁しをかけたお蕎麦、野草ギョーザ鍋、ウコンご飯など野草・薬草たっぷりのお料理に、参加した皆さんは大満足の様子でした。

2回目の参加だった宮崎県都城市の女性は「健康について興味がありました。講師の方の解説では実際に薬草を見て、触って、香りを感じられるので頭に残りやすいです。身近なもので料理ができるので楽しいです」。伊佐市大口から参加の薬草コーディネーターの男性は「薬草効果などは知っていますが、実際に作って食べてみるとこんな風にできあがるんだと勉強になりました」と笑顔で語っていました。

ワークショップは、毎週火曜日開催予定です。3日前までに電話(0995-24-4631)・ FAX(0995-24-4632)・インターネット専用フォーム、または野草薬草館へ直接お申し込 みください。