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2020年07月27日

野草・薬草のボタニカルアート【ウツボグサ】

掲載します全てのボタニカルアートは正山コレクションから選んだもので、大部分が18~19世紀の作品です。やさしいまちに相応しい「野草・薬草のボタニカルアート」を月々掲載致しますのでご期待下さい。

ウツボグサ(シソ科)

 

比較的水分の多い地に自生するシソ科の多年生草本、長卵形で 先が尖った葉が対生に付きます。初夏、茎の先端に穂を伸 ばし青紫色で唇状の花を開きます。夏には花穂が枯れますので、夏枯草(かごそう)と呼ばれ利尿薬として用いられます。ウツボグサの名は花の形が、武士が弓矢を入れて背負う「うつぼ」に似ることからつけられました。
1700年代末サワビーにより手彩色で描かれた作品です。
 

ウツボグサ レシピ等ご紹介

 

監修・提供:九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生