薬草のご紹介

呼吸器系
ビワ(バラ科)

自生また栽培される常緑中高木です。12月頃枝先に房状の白い花が咲き、受粉後小さな果実で冬を越し、梅雨時にみずみずしい果実となり2〜3個の大きな種子を内蔵します。

薬効
暑気あたりの改善、疲労回復、鎮咳、健胃効果等
採取時期
(新葉)5〜6月、(成葉)11〜12月、(果実)5〜7月
採取部位

この薬草を使ったレシピ

ビワ茶

①葉の裏の毛を歯ブラシなどで取り除き、ハサミで2㎝幅程度に刻みます。
②葉5~6枚の分量を2ℓの水に入れて1時間程度煮ると淡い黄褐色の液体になります。
③一度火を止めて冷めたらもう一度煮ます。そうすると綺麗なピンク色になります。あとは茶こしで濾して飲みます。
暑気あたりの改善や疲労回復にも効果があります。鎮咳や健胃効果も期待できます。

ビワ焼酎漬け

毛を取り除いた葉をホワイトリカーに漬けて、服用したり、外用につかいます。
血流を改善し、炎症や痛みを改善します。

入浴剤

毛を取り除いた葉を水から煮だして、葉と液と一緒にお風呂にいれます。
よく温まり痛みが関節痛などの痛みが軽減されます。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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