つる性の落葉性草本です。葉は対生で毛に覆われ白っぽく見えます。夏に外側が灰白、内側が紅紫色の筒状の花を開きます。秋には丸い小さな果実を結び晩秋には橙黄色となります。触ると嫌なにおいを発することから名前がつけられました。しかし別名は「サオトメソウ」となっており、可愛らしい花のイメージからつけられたものでしょう。葉や茎が悪臭を放つ植物としてヘクソカズラの他に、クサギ、ヨグソミネバリ等が見られます。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生
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