薬草のご紹介

呼吸器系
ボケ(バラ科)

庭に植栽される落葉小灌木です。葉は有柄、長卵形で互生となります。枝には針状の刺があります。早春葉に先立ち赤色や白色、ピンク等の花を多数開きます。秋には芳香のある果実がゴルフボール位になり黄色く熟します。

薬効
霍乱、脚気、こむらがえり、 吐下、 熱性下痢、浮腫、疲労回復、 筋肉の痙攣等
採取時期
5〜7月
採取部位
果実

この薬草を使ったレシピ

ボケ酒

果実500g程度に砂糖200gを加えて、ホワイトリカー1.8ℓに漬け込みます。6か月程度で飲めます。ボケ酒は香りを楽
しむリキュールでもあります。
疲労回復、 筋肉の痙攣等によいとされています。

霍乱、脚気、こむらがえり、 吐下、 熱性下痢、浮腫等

果実を煎じて服用すればよいとされています。

お茶

5~10gの果実を600㎖の水から沸騰後弱火で300㎖になるまで煮出します。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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