薬草のご紹介

モモ(バラ科)

広く栽培される落葉性の低木です。春葉が出る前に白やピンクの美しい花を開きます。葉柄を持つ葉は長楕円形で先が尖ります。初夏から夏にかけて全体に短毛に覆われた大きな果実を結びます。

薬効
駆瘀血(血液のよどみを直す)等
採取時期
5〜8月
採取部位
種子(桃仁)、花弁(白桃花)

この薬草を使ったレシピ

消炎、浄血、通経剤として 月経不順、月経困難、月経時の 腰痛等

種を1日3~5g煎じて服用すれ
ばよいとされています。

赤ちゃんや子供におこる湿疹、おむつかぶれ、あせも等

葉の煎じた液で洗うか、お風呂に入れると消炎剤となり、よいとされています。

そばかす等

花弁は乾燥粉末にして、小麦粉と水でパックするとシミ、そばかすによいとされています。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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