薬草のご紹介

ヤブラン(ユリ科)

山野の日陰地に自生する多年生草本です。ジャノヒゲに似ていますが、ヤブランはより日陰地に成育し、全体的に大型で、葉が立ち上がります。また花は穂状で立ち上がり、果実が黒く熟します。根の先端部が肥厚します。  

薬効
去痰、鎮咳、強壮等
採取時期
6〜7月
採取部位
塊根

この薬草を使ったレシピ

漬物

塊根をよく洗い、5~10%の塩水に数日間浸します。それを取り出して、味噌やもろみなどに漬け込んで漬物にします。

お茶

10gの塊根を450㎖の水から沸騰後弱火で150㎖になるまで煮出します。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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