山地の半日陰地に自生する多年生つる性植物で、ムカゴからも増殖します。初夏から秋にかけて親芋から長い根が伸びすりこぎ状の太い根が形成されます。夏に白い小さな花を多数開き秋には3稜の翼を持つ果実を結びます。
生の根を食用にします。根にはでんぷん分解酵素のジアスターゼ、アミラーゼ、カタラーゼなどの消化酵素がたくさん含まれているので消化吸収が促進されます。生ですりおろしてトロロ汁や山かけにすると消化が促進されます。
ムカゴも炒って塩をかけるとおやつやビール等のつまみになります。
20gの根を400㎖の水から沸騰後半量になるまで煎じてお茶にします
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生
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