薬草のご紹介

アケビ(アケビ科)

蔓性の落葉樹で、五枚の小葉をもっています。新芽が出た直後に全体が暗紫色で、お椀状の雌花と、小さくて丸い数個の雄花をつけます。秋には手のこぶし大の、中に多数種子がつまった果実となり、口を開きます。

薬効
膀胱炎、腎臓炎(利尿薬)、月経不順(通経薬)等
採取時期
4〜6月
採取部位

この薬草を使ったレシピ

ゆで新芽

早春の新芽を摘み、塩を一つまみ入れたお湯でゆで、冷水にさらします。
醤油やマヨネーズで味付けます。

アケビ酒

秋の果肉はそのまま食べられますが、果肉と種子と一緒に2倍量の焼酎に1ヶ月ほど漬け、茶こしなどでろ過し、さらに3ヶ月ほどおくとアケビ酒ができます。

お茶

15gの新芽・蔓を1ℓの水から沸騰後弱火で5分程度煮出します。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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