薬草のご紹介

アマドコロ(ユリ科)

原野の日当たりの良い地へ自生する多年草で、斑入りが栽培されます。地下茎は竹の根に似ており横に伸びます。茎は直立で紫緑色を帯び、葉は黄緑色を呈し短い柄を付け互生します。5月頃それぞれの葉の付根から花柄を出し、2個ずつ筒状の緑白色花を下向きにつけます。夏の終わりころ果実が黒熟します。よく似た植物にナルコユリがありますが、アマドコロは茎が四角形でナルコユリは円柱形です。

薬効
滋養強壮、強精作用等
採取時期
10〜11月
採取部位
根茎

この薬草を使ったレシピ

新芽のベーコン巻き

春の新芽をベーコンで巻いて炒めます。

煮物、天ぷら

秋の根茎を使って調理します。

アマドコロ酒

根茎30gと砂糖100gをホワイトリカーに漬けて、3ヶ月位熟成したら濾過します。強壮、強精作用がある長寿のお酒になります。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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