薬草のご紹介

ウド(ウコギ科)

草丈が1〜1.5メートルになる多年生草本です。茎が直立しまばらに分枝し、楕円形で先が尖る小葉5枚に分けれた羽状葉をつけます。夏から秋にかけて大きな散形花序に淡緑白色の小さな花を多数開き、やがて果実が黒熟します。

薬効
リュウマチ、神経痛、めまい、頭痛等
採取時期
10〜11月
採取部位
根茎

この薬草を使ったレシピ

酢の物、和え物、キンピラ

新芽や若葉を使って調理することが出来ます。

新芽の味噌付け

新鮮な新芽は皮をむいて生のまま短冊状に切って味噌などをつけていただけます。

リキュール

黒く熟した果実は、ガーゼに包み、3倍から5倍量のホワイトリカーに漬けて、40日程度で引き上げます。
辛口のリキュールになります。

お茶

5gの根茎を1ℓの水から沸騰後弱火で5分煮出します。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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