薬草のご紹介

カキ(カキノキ科)

落葉性の高木です。初夏に四弁の四角張った白橙色の花を開きます。秋には大きな果実を結びます。

薬効
(葉)血圧降下 (ヘタ)シャックリ (渋)脳溢血、柿蔕湯に配合等
採取時期
(葉)5〜6月 (ヘタ)10〜11月
採取部位
葉、ヘタ

この薬草を使ったレシピ

粉末

①皮を干して、生乾きの状態で千切りにします。それを更に乾かして、いろんな料理に入れます。
コーヒーミルなどで粉末にして、ヨーグルトに入れたり、パンケーキの材料にすると美味しくいただけます。

果実

果実を食べることにより脳卒中、高血圧、糖尿病などの予防になります。

お茶

採取後2~3時間以内に葉を熱湯に2分ほど通し、氷水にさっとつけて乾かしたら柿の葉茶の出来上がりです。
保存して翌年の春から初夏に飲むと美味しく頂けます。 2.5gの葉を500㎖の水から沸騰後弱火で250㎖になるまで煮出します。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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