薬草のご紹介

呼吸器系
カラスウリ

野原に自生する多年生草本です。茎は細長い蔓となって伸び、切れ込みのある丸みを帯びた葉を互生につけます。葉や茎は毛におおわれています。夏の早朝に白いレース状の花を開きます。秋には卵大の果実がつき赤く熟します。根のデンプンは天花粉としました。熟した果実はゴキブリの忌避剤となると言われています。

薬効
(根)利尿、催乳、通経 (種子)鎮咳、鎮痛、去痰等
採取時期
(根)10〜11月 (種子)9〜10月
採取部位
根、種子

この薬草を使ったレシピ

お味噌汁の具

未熟な青い果実はスライスして汁の具に使えます。
また丸ごと塩漬け、味噌漬け、など漬物にしても美味しく食べられます。

お茶

砕いた種子5~10gを700㎖の水から沸騰後弱火で20分煮出します。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

薬草のご紹介

伊佐市・さつま町の薬草の自生情報や
効果、活用方法をご紹介します。

薬草一覧を見る