キリの葉に似た大きな葉を持ち、10m以上にもなる落葉樹です。初夏に黄白色の花を開き、花が咲き終わったかと思うとすぐに小さな果実を着け、日毎に伸長し、8月初旬には30cmにもなります。この果実がササゲに似ているところから、木ササゲの名前が付いたといわれています。古く中国から薬用として輸入され、現在では野生化したものや、街路樹にもみられます。
4月頃の若葉を摘んで刻み、油炒めにするか、かき揚げにすると美味しく食べられます。
乾燥した果実を刻み1日10g程度を煎じて飲むと利尿作用があります。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生
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