キランソウ(シソ科)
野原や石垣に自生する多年生草本です。全体が毛におおわれています。地べたに這いつくばっている感じで、葉は対生で紫色を帯びています。春に葉の付け根から花茎を伸ばし紫色の唇状の花を開きます。
- 薬効
- 鎮咳、去痰、慢性気管支炎、下痢等
- 採取時期
- 3〜5月
- 採取部位
- 全草
この薬草を使ったレシピ
キランソウ酒
キランソウと同量の砂糖を加え、水をいれて発酵させるとキランソウ酒になります。
お茶
15gの全草を500㎖の水から沸騰後弱火で15分間煮出します。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生