薬草のご紹介

心臓系(循環)強壮
クコ(ナス科)

落葉性低木でところどころにとげを有し、若い枝は立ち上がります。夏から秋にかけ、紫紅色の小花を開き、秋に卵状の小さな果実をつけます。果実は熟すと美しい紅色となり、種子が多く、若干苦味がありますがたべることが出来薬膳の定番です。

薬効
(果実)疲労回復、強壮 (根皮)解熱、強壮、不眠、糖尿病 (葉)高血圧症等
採取時期
(果実、根皮)10〜11月 (葉)6〜8月
採取部位
果実、根皮、葉

この薬草を使ったレシピ

和え物、お味噌汁の具、卵とじ

葉や果実にはほとんどアクがないため食べやすく、和え物、汁の具にしたり、油炒め、卵とじなど
にします。

お茶

新芽・若葉10gを1ℓの水から沸騰後弱火で8分間煮出します。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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