蔓性の多年草で、春先に毛につつまれ金色に見える新芽が出てやがて蔓が繁茂し10mにもおよびます。8月上、中旬に紅紫色の房状になった蝶形の花を多数付け、秋には扁平なサヤをつけ平べったい種子を内蔵します。根は太くて長く多くのデンプンを含んでいます。
①花を房から外して、1時間ほど天日干しする。
②花を熱湯で30秒ほどゆで、梅酢に漬けると1時間ほどで美しい紅
色になります。
③これを酢飯などに散らすと綺麗で美味しいクズの花ごはんができます。
①花を乾燥し、コーヒーミルなどで粉末にします。
②ティースプーン1杯程度をヨーグルトや納豆などなんでも混ぜて食べます。
特にお酒を飲む前や飲んだ後に食べると次の日も目覚めよく元気に動けます。
30gの花に熱湯500㎖を加え、煮出します。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生
伊佐市・さつま町の薬草の自生情報や
効果、活用方法をご紹介します。