薬草のご紹介

グミ(グミ科)

果実が大きくなる種に育種された落葉性低木です。先が尖った楕円形の葉が互生につきます。葉の裏は多くの毛におおわれて白っぽく見えます。春小さなラッパ状の白緑色の花を開き、夏には小指大の果実が赤色に熟し、渋みがあるものの懐かしい味がします。自生のグミ類にはナワシログミ、ナツグミ、アキグミ、ツルグミ等があります。

薬効
咳止め等
採取時期
(根)10〜11月 (葉)7〜8月
採取部位
根、葉

この薬草を使ったレシピ

実をそのまま生で食べられます

ジャム

①実を熱湯でさっと茹でてザルで裏ごしし、ピューレ状にします。
②これに砂糖やレモンを加え、さらに煮詰めればジャムになります。
ピューレをアイスクリームのソースに使っても美味しくいただけます。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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