薬草のご紹介

サネカズラ(マツブサ科)

雌雄異株で蔓性の常緑樹です。葉は厚くて光沢があります。多くは半日陰の地面を覆うか、または木にまきついて茂ってゆきます。夏にクリーム色の芳香のある花を開き、11月頃には7〜10個がかたまりとなった果実が赤く熟します。

薬効
強壮、強精、去痰、鎮咳作用等
採取時期
10〜11月
採取部位
果実

この薬草を使ったレシピ

サネカズラシロップ

①果実を一粒ずつ丁寧に外します。
②少量の水で煮て種子を外します。
③砂糖を適量加えて煮詰めると甘酸っぱいシロップになります。

サネカズラ酒

液果を倍量のホワートリカーに1年程度漬け込みます。
氷砂糖は適量を加えます。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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