サフランといえば鉢植で売っている観賞用の草花だと思われがちですが、もともとは薬草です。10月頃発芽し、間もなく淡紫色の花弁に紅色の筋が入った美しい花を咲かせます。数本の黄色の雄しべにまじって、長くて先端が3本に分岐した雌しべがあります。サフランはヨーロッパで料理にもよく用いられます。
雌しべを乾燥させたもの0.1~0.5gを湯飲み茶わんに入れ、熱湯を注ぎ、お茶のように服用します。
パエリアやブイヤベースの色付けとしても使います。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生
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