薬草のご紹介

シソ(シソ科)

シソ科に属する一年生草本です。赤いシソとアオジソがありますが、普通は赤いシソを薬用とします。4月頃発芽したシソは、夏に花穂を出し、ピンクで唇状の小花を多数開き、秋に結実します。シソは梅干、刺身のつま、天ぷらなど、料理に関係が深い植物で、魚毒を制すと言われ殺菌作用の強い成分を含むためで、理にかなった食べ方だと言えます。

薬効
風邪、精神安定、殺菌作用、香蘇散等漢方薬へ配合等
採取時期
6〜8月
採取部位

この薬草を使ったレシピ

シソジュース

①青シソ200gを2ℓの水で煮だします。それに赤シソを10~20gを足し、淡いピンク色になるまで炊きます。
②ザルなどでこした後で、クエン酸20gと加えます。さらに砂糖200g程度を加えたら出来上がりです。
夏場に冷蔵庫で冷やして飲みます。

ふりかけ

①梅干しと漬けたシソの葉を乾燥し粉末にします。
②入りゴマや鰹節、ちりめんじゃこ、塩を加えればシソふりかけの出来上がりです。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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