薬草のご紹介

シマカンギク(キク科)

海岸に近い野山に自生する多年生草本です。初秋から秋にかけて開花します。中国ではレストラン等で菊茶を多用します。食用菊に限ることなく園芸品種も同様に用いることが出来ますので、私たちも菊花を食用にし、また、お茶として飲んだら如何でしょう。さらに、花と葉をてんぷらにすると独特の臭いがあり乙なものです。

薬効
解熱、鎮静、鎮咳、風邪、眼病、耳鳴り、めまい等
採取時期
9〜10月
採取部位

この薬草を使ったレシピ

炒めもの

キクのガクや芯の部分は苦みが強いので、花弁を利用します。
そのままサラダやちらし寿司などの添えると綺麗なお料理になります。
①豚肉、ニンニク、ショウガ、キクラゲにキクの花を加えて炒めたら「菊花炒め」の出来上がりです。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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