薬草のご紹介

シャクヤク(ボタン科)

広く栽培される落葉性の多年生草本です。茎が直立し切れ込みの深い葉が互生につきます。初夏に茎の先端から花茎を伸ばし赤、白、ピンク色等の大きな美しい花を開きます。「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と美人を象徴する花の一つです。

薬効
筋肉弛緩、筋肉痛等、芍薬甘草湯、葛根湯等漢方薬
採取時期
12〜1月
採取部位

この薬草を使ったレシピ

花びらの天ぷら

花弁(花びら)を、水でといた小麦粉にお酢を少々おとし、天ぷらにします。
色鮮やかで、サクっと美味しく食べられます。

花びら酒

①1.8ℓのガラス瓶に花弁を半分以上いれます。
②砂糖を100gと水を7分目まで入れておきます。
花弁を洗った場合は、天然酵母が
取り除かれるので、コウジ菌またはパン酵母を加えると失敗しま
せん。

お茶

花弁を茹でて飲用します。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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