常緑の多年生草本です。細長い濃緑色の多数の葉を根生します。夏に花茎を伸ばし総状花序に淡紫色の花を開きます。朔果は果皮が薄く成長途中で退化し、種子が露出して藍碧色に成熟します。根は紡錘状に肥厚し、地下に長く伸びるストロンで繁殖します。
①根の先端にある肥厚部を集めてよく洗います。
②さっと茹でて、熱いうちに赤梅酢と同量のみりんを合わせた液に漬けます。
5~10gの根の肥厚部を600㎖の水から沸騰後300㎖になるまで煮出します。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生
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