薬草のご紹介

ダイダイ(ミカン科)

栽培される常緑樹で、初夏に香りの良い白い花を開きます。果実は晩秋から冬にかけ橙色に熟し、春にはまた緑色に戻るため、回青代とも呼ばれます。また、2-3年は木についたままで落ちないため、代代の名がついたともいわれています。

薬効
芳香性健胃、鎮咳、発汗、筋肉痛、ひきつれ等
採取時期
10〜12月
採取部位
果皮

この薬草を使ったレシピ

ダイダイ茶

マーマレードにしたものに熱湯を注ぎます。
花茶として、つぼみを茶に混ぜて茶の中で開花させて香りを楽しみます。

ポン酢

果汁に醤油、鰹節や昆布を加えて保存します。
お好みに合わせて調整します。

マーマレード

むいた皮を茹でこぼして苦みを抜いたものに、果肉を加えて砂糖と一緒に煮込んで作ります。
その他、皮は砂糖漬けやピールチョコにもできます。

※酸味が強く、苦みがあるので生食には向きません

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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