野原の比較的湿気の多い地に自生する1年生草本で、茎を巻いた葉が対生につきます。夏に茎の先端に淡い紫色の花を開きます。アカザ、イノコズチ、ヒユ、スベリヒユ、シロツメクサ、ヒメジョオンと共に夏の七草に数えられ食用に供されます。その他布の染色にも用いられます。
①芽や柔らかい茎先、葉を1人分一握り程度を摘んできます。
②さっと茹でて、細かく刻み、塩少々をまぶして緑の色止めをします。
③塩鮭を焼いてほぐし、ゴマを炒っておき、熱々のご飯に全部を混ぜ込みます。
④最後に、ツユクサの花を飾って出来上がりです。
地上部10~15gを400㎖の水から沸騰後200㎖になるまで煮出します。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生