薬草のご紹介

ツワブキ(キク科)

海に近い地域に自生する多年生草本です。長い柄を持った丸い葉が地際から叢生します。葉の表面は光沢がありますが裏には毛があり白っぽく見えます。秋に花茎が伸びて黄色い花を開きます。若い茎は食用となります。

薬効
火傷、切り傷、打撲傷、できもの、湿疹などの皮膚病、腹痛や下痢等
採取時期
9〜10月
採取部位
根茎

この薬草を使ったレシピ

若葉柄の天ぷら

葉を取り除き、衣を付け揚げます。

若葉柄の酢の物

さっと湯がいて皮をむき、酢の物やワサビ醤油などでいただきます。

火傷、切り傷、打撲傷、できもの、湿疹などの皮膚病

葉をもんで青い汁をつけるとよいとされます。

食中毒や魚毒による腹痛や下痢

汁を飲むとよいとされています。

監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生

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