呼吸器系
ナンテン(メギ科)
山野の半日陰で湿気の多い地に自生、又植栽される常緑低木です。幹が長く伸び上部に葉が集まってつきます。葉は革質で照りがある複葉です。初夏に多くの小さな白色の花を穂状に開き、秋果実が紅熟します。果実が黄色の株もありますが両方とも薬効は同じです。
- 薬効
- 鎮咳、解熱、強壮剤、風邪、百日咳、喘息等
- 採取時期
- 11〜12月
- 採取部位
- 果実
この薬草を使ったレシピ
鎮咳、解熱、強壮剤、風邪、百日咳、喘息等
実を1日5~10gを煎じて服用すればよいとされています。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生