山野の半日陰地、湿気の多い地に自生する落葉性低木です。枝や幹には髄が目立ちます。早春対生の羽状複葉が出ると同時に枝先に小さな白い多数の花を総状に開きます。夏には果実が淡赤褐色に熟します。
水にさらして、衣を付け揚げます。
※この時に水でさらさなかったり、食べ過ぎると激しい下痢や嘔吐、腹痛を起こすことがあります。このため3~5個程度にとどめる方が無難です。
①赤く熟した果実を、3~5倍量のホワイトリカーに漬けます。
②約3か月で飲めるようになります。液がオレンジ系の濃い色になったら果実は引き上げます。
※未熟な果実
は青臭いので、完熟した果実を使います。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生