山野に自生し又栽培される常緑低木です。葉は心臓形、革質でつやがあり対生です。初夏白い小さな多くの花が穂状につきます。秋にはネズミの糞に似た果実が黒く熟します。このことからネズミモチの名が付けられました。
果実をホワイトリカーに漬けて1年以上置くか、果実のついた枝葉を切り取って刻み、ホワイトリカーを注いで薬酒にしてもよいでしょう。
それをサイダーで割ったり、ナツメ酒とブレンドすると美味しく飲めます。
お酒が飲めない人は、料理酒として使います。
果実を1日に5~15g煎じて服用、または炒って茶の代用するとよいとされています。
監修・写真提供九州大学名誉教授・長崎国際大学名誉教授 薬学博士 正山征洋 先生
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