鹿児島県伊佐市・さつま町を『世界一やさしいまち』に
やさしいまち 伊佐・さつま

第2回「年商10億を叶える経営塾」実現に向けて具体的にどうするか


株式会社やさしいまちが主催する事業家を対象とした「年商10億を叶える経営塾」は全4回シリーズで行われますが、2017年11月29日に伊佐市商工会で行われた第1回に引き続き、第2回目が2018年3月6日にさつま町商工会にて開催されました。
今回もリサイクル業や飲食業、洋菓子店等の意欲ある経営者およそ20名が参加しました。

はじめに、やさしいまちの提唱者である株式会社やさしいまち社長 坂元正照(セルビスグループ会長)より挨拶と本経営塾の趣旨と目的、意気込みについて話がありました。

第2回目の講師も、第1回目に引き続き経営コンサルタントで活躍されておられる株式会社 フェアウィンド代表取締役の中井嘉樹氏です。
中井氏は、前回は事業家として必要な「Mission」「Vision」の内「Vision」について、「Vision」とは見えないものを見る力、即ち心の中に描く未来像(将来像)を考えてもらいました。そして今回はその「Vision」の実現に向けて具体的にどうするのかという「Action」に進むことになります。と説明しました。

まず参加者は模造紙に、『戦略策定のための10の質問』の内7つの質問「各人が何を大切にしているか」「事業を通じてどんな夢を実現しようとしているか」「事業はお客様のどのようなニーズを満たすものなのか」「1年後、2年後、5年後、10年後にどのようになっていたいのか」などについて書きだしました。

次に残り3つの質問を通して、「Vision」を実現するために何が課題なのか(自社にはどんな強みと弱みがあるのか)、強みをどこに集中させるのか、自分の会社の勝てるフィールドはどこかなどの重要成功要因をあぶり出し、具体的な道筋を明確に考え、まとめていました。

回答を導き出すために、『SWOT分析』という手法の説明が中井氏よりありました。現状分析を行う「SWOT」とは、「Strength(強み)」「Weakness(弱み)」「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」の頭文字を取ったもので、自社の内部環境(経営資源)と外部環境(経営を取り巻く環境)を分析することにより、企業の経営戦略や経営計画の策定、あるいは組織のビジョンや戦略を企画立案する際に活用する現状分析のための手法の一つです。

また『SWOT分析』の実践者として本日特別に招かれた株式会社HDフラワーホールディングス代表取締役会長の森本真規氏よりお話がありました。森本会長は創業20年でグループ売上年商52億円の企業を築かれている実業家です。森本会長は、約15年前に初めて『SWOT分析』に出会い、最初は何故これが必要なのかも分からなかったですが、10年前に『SWOT分析』の大切さや必要性に気付き、今では2~3年に1回は必ず主要幹部でこれをしています。直近の次年度計画、短期・中期計画の根拠としても活用し、誰がいつまでに何をどのようにするのかという事を明確し、事業計画の根拠となる大切な作業として位置付けられています。と説明しました。

最後に各自記入した模造紙を壁に貼り、3人ずつ4グループに分かれて、各自が分析した結果を発表し合いワークショップを終了しました。

後半は、株式会社やさしいまち坂元社長のセミナーです。

坂元社長はDMO(Destination Managemant/Marketing Organization)の一環としてさつま町と伊佐市で本当のまちおこしをしようと考えています。

今さつま町や伊佐市には誇れるものが少ないという状況がありますが、その一方で田舎だから、人がやさしいという良いところがあります。その良さを生かして単なる観光誘致などではなく、さつま町や伊佐市を「世界一やさしいまち」として体や人や環境にやさしいまちづくりをしていきたいと思っています。そのきっかけづくりをしていきたいと話しました。

また、実例を挙げながら商売で大切なことはお客様にどうやったら喜んで頂けるかを考えること。商売が大きくならないのはお客様に喜んで頂いていないからだとし、商売を大きくしたかったらお客様に喜んで頂くためにどうしたら良いかを考えることが大切。更に商売人の夢は3年後、5年後に幾ら売るといったことが具体的に言えることが大切で、それを逆算していつ迄に何をどうすれば実現できるのかという事を明確にしなければ夢は実現できないと実例を交えながら参加者に伝えていました。

同様に「世界一やさしいまちをつくろう」という言葉にもそれが具体的にイメージできるような興味を持つ言葉や目標とする事がありますが、それを実現する際には守るものがあると遅くなるので今は何も無いと自覚し腹を括って行き先(数字、目標等)をきちんと決め、決して言い訳をしないでやっていくことが大切であり、そこに協力が生まれてくるのだと話しました。

最後に参加者全員に対し、「今の商売でお客様に感動されるくらいに喜んで頂ける事」を20個書き出す課題を与え、分かりやすく、具体的に表現することが大切で、「やさしさ」とは何かを意識しながら書くことが必要と説明しました。

今回の経営塾で参加者が書き出した課題や目標を元に、第3回の経営塾を伊佐市商工会で開催を予定しています。

 


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